キャビテーション・知りたいことあれこれ
キャビテーション・知りたいことあれこれ
1度付いたらなかなか取れない、悪魔のようなセルライト。そんなセルライトをしっかり取ることができる今注目のマシンがキャビテーションです。そんなキャビテーションについて疑問に思っていることありませんか? キャビテーションについて知りたいことあれこれのご紹介です。
キャビテーションのメカニズムは?
キャビテーションはセルライトや脂肪に直接超音波を当て、脂肪そのものを溶かす(脂肪細胞を壊す)ことができる、最新技術によるマシンで、「見えない脂肪吸引」という別名があるほどのマシンです。セルライトは1度付くと自分ではなかなか取ることができず、放っておくと雪だるまのように脂肪が絡んで大きくなってしまいます。
キャビテーションはそんなセルライトを集中的に溶かすことができ、その後のマッサージケアによって溶けた脂肪分は排出されていくというメカニズムなのです。それによってセルライトの凸凹もなくなり、痩身がしやすくなります。
禁止部位はあるの?
キャビテーション施術ができない部分もあります。一応脂肪がつきすぎている部分はすべてokとなっています。禁止部位は脇や膝の裏側、手の甲など、骨に近いところや骨が多い関節に近いところです。また首、頭部など超音波を不用意に当てることのできない部分も禁止部位となります。他にも整形手術をしている部位はできません。
顔は超音波美顔器があるほどで、禁止部分ではありませんが、キャビテーションの通常の超音波より、出力を落とさないとシワの元になると言われています。顔の場合は二重アゴの改善などに利用されることが多いようです。
全身キャビテーションは1回でできるの?
キャビテーションはできない数カ所以外は、全身の脂肪に対して使えるマシンです。しかし1回に多くの部位の施術をしてしまうと、肝臓への負担が大きくなるためできません。キャビテーション施術によって、溶けた脂肪はリンパを通って肝臓に流れていきます。
しかし肝臓でできる処理能力には限界があり、それを超えてしまうと肝臓を痛めてしまうのです。もちろん脂肪の排出も困難となるため、1日の肝臓の処理能力を考えると1度にキャビテーションを使用せずに、数回に分けることが大切なのです。
1回にできるキャビテーション施術は?
1回にできるキャビテーション施術は肝臓に負担のないように、大体2部位とされています。また1部位の施術をした場合でも、次の施術まで4日以上空けることになり、1回に2部位施術した場合には、最低でも1週間は空けることになると考えておきましょう。
キャビテーションの副作用は?
・怠くなる
キャビテーション施術の後は怠さが数日間残ることがあります。キャビテーションによって溶けた脂肪が、マッサージによって肝臓に運ばれるため肝臓機能に負担が掛かります。そのためお酒をたくさん飲んだ次の日のような怠さを、数日感じることがあるのです。ただし数日で自然に戻ります。
・中性脂肪値が高くなる
溶けた脂肪は血中にも流れ込むため、施術後に中性脂肪値を測る場面があると一時的に数値が高くなります。これも一時的なもので、測ることがなければそのまま特に気にされずに過ぎてしまうことです。
・カロリー摂取効率が高まる
体にとっては急に脂肪が落ちてしまったことで、今までのように脂肪をつけようとします。そのため食べた食品から少しでもカロリーを取り込もうとする、リバウンドのような状況が起こるのです。
とはいっても一般的なリバウンドのように、長い期間このような状態が続くのではなく、数時間(約2時間程度)だけこのような状況になる場合があります。そのためキャビテーション施術を行ったら、約2時間程度は何かを食べないようにすることが大切です。この数時間はキャビテーションの落とし穴なので注意しましょう。
むくみも解消する?
むくみの大きな原因はリンパに老廃物が溜まり、体液が溜まってしまいます。立ちっぱなしの人は足がむくむと言いますが、下半身に老廃物が溜まってしまうからなのです。そこでリンパに溜まっている老廃物を取り除き、体液がスムーズに流れるようにマッサージを施すとむくみも改善していきます。
引用:
キャビテーション施術では、老廃物を流すマッサージを同時に施術しないと効果は期待できないため、必ずプロの手によるマッサージが施されます。そのため今まで詰まっていた老廃物も排出され、むくみ体質も改善されるのです。ちなみに、むくみは放っておくとダイエットの大敵であるセルライトを作り出してしまいます。
キャビテーションの価格は?
・料金のご紹介
キャビテーションの素晴らしさを感じれば感じるほど、その費用も気になるところではないでしょうか。もちろんエステによって料金には違いがあるので、いちがいには言い切れませんが大体の料金をご紹介しましょう。
1回あたり……キャビテーションのみなら、約8000円~1万円程度。しかし温熱系やリンパマッサージなども行う場合は約2万円程度となります。
コースの場合……コースの内容によって違いますが、10回で13~16万円程度となります。
トライアル……トライアルを受ける場合は約3000円~5000円がほとんどです。
・脂肪吸引と比べると
キャビテーションは「切らない脂肪吸引」とも言われています。実際にキャビテーションをコースで行ったときの費用と、脂肪吸引をした場合の価格の違いをご覧ください。どれほどキャビテーションがお得かがわかります。
キャビテーションは大体どの部位も1クールのコースは約13~16万円程度です。それに比べて脂肪吸引の場合、お腹やウエストが約50万円、太もも(両側)で約40万円、ふくらはぎ(両側)約20万円、二の腕(両側)約18万円となります。
・キャビテーションは低価格につられるな!
キャビテーションは激安を売り物にしているエステもありますが、実はキャビテーションについては価格と効果は並行すると言われているのです。キャビテーションは素晴らしいマシンですが、高い効果を出すためには、人によってはキャビテーションマシンを使う前のサウナや温泉など、体をしっかり温めることが重要になります。
またキャビテーション施術の後のマッサージも、しっかり行われることが効果を出すためには不可欠であり、激安にすることはなかなかできません。つまりキャビテーションの相場からかけ離れた激安は、おすすめできないということになります。しかし効果がしっかり出れば「切らない脂肪吸引」という別名のとおりの、しっかりとした効果が期待ができるのです。